ケアセンター回生では、ご利用者様が「その人らしい生活」を送ることを第一に、ご利用者様・ご家族様のご希望を伺いながら、スタッフが連携し、最善のリハビリを提供できるよう取り組んでいます。
ケアセンター回生では専門的なリハスタッフとして、理学療法士(PT)4名、作業療法士(OT)2名が従事しています。
寝返り・起き上がり・立ち上がり・立位・歩行などといった基本的な運動能力の改善を目指したリハビリを行います。
食事、トイレ動作などのADL(日常生活にかかわる動作)や、認知症・精神機能の改善を目指したリハビリを行います。
なぜなら
オープン
PTでは筋力や関節の動きの改善、痛みの緩和など、より動作が行いやすい状態をつくったうえで、トイレの動作に関わる立位バランスや歩行などの練習を行います。
それに対しOTは、PTのような準備をせず、普段通りの生活を想定してトイレ動作の練習を行います。手すりの持つ位置や立つ場所といった状況判断や自分の体の使い方を練習します。その中で問題点をOTからPTに返し、練習を繰り返すことで、高いレベルの生活を目指します。
オープン
全ての利用者様が高い目的意識を持っているとは限りません。
「寝ている方が楽や」「もう思うように手が動かない」などリハビリに乗り気ではない方に対し、PT・OTが専門性を活かして、その方一人ひとりの「隠れた思い」を探ります。そして、到達できそうな小さな目標をたて、できた喜びを積み重ねることで、生活への意欲が高まります。自信を取り戻した利用者様の笑顔は、他の利用者様のやる気を引き出すきっかけとなっていきます。
~ 花開く維持期 ~
生活という環境を通して、できることが増える、そういう時期です
当施設ではマンツーマンでじっくりと関わることで、その人の気持ちに沿い、
気持ちや体調の小さな変化を見逃さないよう、心がけています。リハビリが終わった時に、
気持ちよかった」、「よい汗をかいた」、「楽しかった」と思っていただけるような内容を目指しています。