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お知らせ

デイケアのリハビリを強化します

2018.05.01

4月1日、介護保険が改定されました。当施設ではリハビリテーションマネジメントをより強化し、多くの方にリハビリテーション会議に参加して頂くことで「目標や課題が明確になった、家族の希望が伝えやすくなった、リハビリテーション(以降リハビリ) に関する理解が深まった」といったお声を頂いています。
「リハビリテーションマネジメント」とはSPDCAサイクルを通じて質の高いリハビリの提供を目指すものです。


SPDCAって?
品質や生産管理の現場で実践される手法の一つであるPDCAサイクルを改良して、リハビリの業界でも活用されている手法です。計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、 改善(Action) というサイクルを繰り返すことで、業務を常に改善しながら進めていく手法に加えて、調査(Survey)、をしっかり行うことを重要視しています。これらの頭
文字をとってSPDCAサイクルと呼ばれています。

①調査(Survey)
  ケアマネジャーより援助の方針や、課題及び目標について情報を入手します。
  また、利用者様のご自宅を訪問し、心身機能や、食事や排泄などの日常生活の動作、家事や交通機関の利用、家庭内での役割、余暇活動、リハビリ終了後に行いたい社会参加等の取り組みを把握します。
②計画(Plan)
  リハビリ会議を通じて、リハビリに関する解決すべき課題を把握し、計画を作成します
③実行(Do)
  医師による詳細な指示のもと、リハビリ計画に基づいた効果的なリハビリを実施します
④評価(Check)、改善(Action)
  約三ヶ月ごとに多職種で計画の見直しを行ないます。

当施設では、SPDCAサイクルにより、効果的なケアとリハビリを提供するだけでなく、これら質の高いリハビリを関係者と共有する為にリハビリ会議を開催し、リハビリマネジメントを更に強化した加算(Ⅱ) を算定しています。


「リハビリマネジメント加算(Ⅱ)」とは
リハビリ会議の開催を通じて多職種による継続的なリハビリの質の管理を行い、リハビリ計画の内容等をリハビリ専門職が、利用者様又はご家族に説明します。

①リハビリ会議の開催(多職種)
  出席者は利用者様及びご家族と施設の医師、リハビリ専門職を基本とし、担当ケアマネジャー、在宅サービス事業者が可能な限り参加します。
②利用者様又はそのご家族様への説明
  医師の指示の下、リハビリ専門職が、リハビリ計画について、利用者様又はそのご家族にご説明します。

今後も多くの関係者様にご参加頂いて連携を強め、皆様の在宅生活をご支援させて頂きます。

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