12月28日、療養棟各階にて利用者の皆様と恒例の餅つき行事を行いました。
談話室の真ん中に用意された大きな杵と臼を目の当たりにした皆様からは、「おお~!」という声がもれ、そこに蒸された餅米が入ると「うわ~」と更に大きな歓声が上がり、およそ5㎏分のもち米が「よいしょ~!」という威勢の良い掛け声と共に豪快につかれました。
力自慢の利用者様が代わる代わる杵を握り勢い良く振り下ろされると、聞き覚えのある 「ペッタン、ペッタン」という音と共に丸く綺麗な餅が出来上がっていきました。
「懐かしいな〜」「今の人らはあんまりしいひんやろうけど、昔はようやったでぇ」「歳の暮れなんを感じるわ」といったお話が皆様から聞かれ、昔を思い出されているご様子で、熱々の餅は皆様の手で綺麗に丸められました。
行事の最後には餅に見立てた白玉が入ったぜんざいをお召し上がりになり、甘く温かい味にも舌鼓を打って頂き、餅つきは大盛況のうちに幕を閉じました。
※写真は許可を頂いた上で掲載しています