6月7日家族会が開催され、食事の時の姿勢をテーマにした研修会を行い、当施設の作業療法士がお話をさせて頂きました。
食事は、ご家族や好きな方と、美味しいものを楽しく安全に食べることで、体も心も満たされる部分があります。今回は、安全に食べることに焦点を当て、正しい食事姿勢や介助方法についてお伝えしました。
安全に食べるとは、誤嚥(ごえん)を予防すると言うことです。誤嚥とは、食べ物や飲み物を飲み込む動作が上手く行えず、食道ではなく気管や気管支に入ってしまうことで、誤嚥が原因で肺炎になり、寝たきりや認知症につながることも有る為、誤嚥予防はとても重要です。
研修会では正しい食事姿勢のポイントや食事介助をする時の方法、椅子、テーブル、足台、クッション、スプーン、食器など、その方にあったものを選ぶことで、安全に自分で食べられることをご説明させて頂きました。
また、毎日食事前に利用者様に行って頂いている体操をご紹介し、ご参加の皆様に実際に行って頂きました。
皆様からは「とても参考になりました」「明日から母に実践してみます」などの感想を頂きました。