当施設における理学療法士と作業療法士のリハビリテーションについて違いについて簡単にご説明をいたします。
理学療法士は、寝返る、起き上る、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上での基本動作の改善を目指しています。
関節可動域の拡大、筋力強化、麻痺の回復、痛みの軽減、動作練習、歩行練習等、動作改善に必要な技術を
用いて、日常生活の自立を目指します。
作業療法士は、運動、感覚や知覚、心肺、精神や認知等の心身機能などの基本的な動作能力および、
トイレや食事などの日常生活を送るうえで必要となる活動などの能力を維持、改善し、「その人らしい」
生活の獲得を作業を通じて行います。食事、トイレ動作、衣服の着脱、書字、手芸など、より具体的に
イメージして機能や能力の改善をはかります。
理学療法士が体の大きな動きのリハビリテーションを行うのに対し、作業療法士はより細やかで応用的な日常動作の練習を行います。
当施設においては各利用者様に合ったリハビリテーション計画を立てています。